Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-

イギリス大学院出願準備①出願校の決定

 こんにちは。いろはです。

 大学院の出願準備のおおまかな流れは次の①~⑤となりますが、今回は出願準備の第1歩である①出願校の決定についてです。

①出願校の決定
②GPAの確認

②GPAの確認 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-
③IELTSのスコア取得

③IELTSのスコア取得 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-
④志望動機書(Personal Statement)の準備

④志望動機書 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-
⑤推薦状の依頼

⑤推薦状の依頼 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-

  

①出願校の決定
出願校の決定のため、私が行ったことは以下の4つになります。

1.大学院留学エージェントの利用

 私は↓

留学コンシェルジュ beo(ビーイーオー) | 留学を一括サポート

という大学院留学エージェントを利用しました。大学3年の夏頃に利用開始したので、出願の1年と少し前にようやく腰を上げた形になります。(私は大学院留学を考え始めるのがあまり早い方ではないと、個人的に思います。なので「まず何から始めよう?」と思い立って駆け込んだ形になります。)

 beoでは合格安全圏のコースをご紹介してもらうことが出来ました。beoについてはこちらで詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。

netflix-binger.hatenablog.com

2. 各コースの概要をネットで確認

 各コースの概要(Overview)は常にインターネットで閲覧することができます。ここでは、入学要件(entry requirements)のチェックが重要になるかと思います。具体的には、必要となるIELTSのスコア、そしてGPAに当たります。また、学士課程と専攻を変える方は、関連する学士号の取得や職歴が必須になっているかの確認も必要です。
 その後、必修科目 (core module)選択科目 (electives)にどのような授業があるのか、比較しながら自分の関心のある分野を学べるコースを選ばれると良いと思います。

 また、コース選びの際、気になる授業名や教授のお名前等にハイライトをしておくと、後々の志望動機書の作成の際、楽になるのでおすすめです!

 そして、コース概要をよく読むことはもちろんですが、自分が関心のある分野の隣接分野のコースまで目を通した方が後悔のないコース選びが出来ると思います。具体的には、同じ学科の他コースもチェックするということです。すると、比較を通して、自ずと何が一番学びたいのか分かるようになると思います。

3.大学の関連する分野がご専門の教授に相談

 学校選びの右も左も良くわからない状態の時、自分のことを普段から良く知ってらっしゃる先生にどの学校がおすすめか聞くことは客観的な意見を得られることとなりとても助かりました。また、後々の推薦状の依頼等も圧倒的にスムーズになりました。
 私は運よく第一志望校であるUCLの卒業生のイギリス人の教授から、具体的に学校についてお話を伺うことが出来ました。その教授の授業は受講したことがないにも関わらず指導教官の先生が繋いでくださり、志望動機書のproof-readingまで引き受けてくださいました。

 とにかく身の回りに詳しい方がいらっしゃったら、一度相談してみることを強くおすすめします!

4.大学院留学フェアに参加 

 大学院留学フェアは、留学エージェントのbeoやSI-UK, British Councilが開催するものなど様々ですが、どの団体が主宰でも、フェア参加校はほとんど同じです。
イギリスの大学院は秋からスタートですので、願書の受付が締め切られた秋、そして春の年2回行われます。
 ここでは、実際に各校のAdmission Officeの方や教授が来日され、パンフレットをいただいたり、相談ができます。コースの概要や寮のこと、奨学金のことなど、気になることは何でも質問出来るのが魅力です。

【コース選びお悩み経験談

 私は教育開発学修士と応用言語学修士でかなり迷い、実は教育開発学修士で出願準備を進めていました。それも、なんと出願年の夏まで。悩みに悩み、一度は教育開発学修士と決めたものの、大学の指導教官に「言語学やってほしかったな~いいところまでいけると思うのに~」という鶴の一声でまた悩みは振り出しに。

 結局、言語への知的好奇心が捨てきれず「国際開発の分野で活躍できる人材を育てられるような言語学・応用言語学専の大学教員をめざすことが自分にとってのベスト!」との結論に至り、言語学専攻から応用言語学専攻というマイナーチェンジをすることに決めました。お蔵入りとなった教育開発学修士用の志望動機書があるのはここだけの秘密です。

  圧倒的な紆余曲折を経て志望コースを決定した私から言えることは、2. 各コースの概要をネットで確認 を怠らないことです。

 例えば、教育と開発に興味があるとして、コース検索を「開発学」というワードで調べていたら「教育開発学」専攻という可能性を見逃してしまうかもしれません。そして、「教育開発学」専攻にたどり着いたとしても、「教育と開発とジェンダー」専攻があることは見逃してしまい「ジェンダーも興味があったのに!」なんてことになりかねません。

 イギリスの大学院には日本にはない専攻分野が多々存在します。ですので、しつこいようですが、めんどくさがらずに隣接分野のコースまで目を通すことをおすすめします!