Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-

イギリス大学院出願準備③IELTSのスコア取得

 今回は、大学院出願準備第3弾③IELTSのスコア取得についてです。

①出願校

①出願校の決定 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-

②GPAの確認

②GPAの確認 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-

③IELTSのスコア取得
④志望動機書(Personal Statement)の準備

④志望動機書 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-
⑤推薦状の依頼

⑤推薦状の依頼 - Netflix bingerいろはのイギリス大学院合格記-ロンドン大学UCL-

 

③IELTSのスコア取得

1. いつまでに取得するの?

 イギリス大学院留学における最大の壁が、IELTSのスコア取得です。IELTSは語学能力試験で、Listening, Reading, Writing, Speakingの4技能で構成されています。
IELTSのスコアが取得出来ていないと、出願出来ないのでは?と思われる方もいるかと思いますが、未取得の状態でも出願可能です。ただし、コース開始日の3ヵ月前までに取得できない場合、進学できなくなってしまうので要注です。また、IELTSやその他の入学要件を満たし無条件合格(unconditional offer)を取得してからでないと、寮(accomodation)に申し込めない場合もあるので、そちらも注意が必要です。

 ちなみに筆者のコース開始日は9/28となっているので、3ヵ月前の6/28までにIELTSのスコアを取得しなければいけません。そしてUCLの2020 intakeの場合、寮の申し込みには6/30までに無条件合格が必須となっています。たとえ、6/28にIELTSIのスコアを提出できたとしても、合格が2日間で出ることはまずないので、その場合、flatを自力で探す必要性があります。安心して進学するためにも、早めのスコア取得をおすすめします。

2. どのくらいのスコアが必要?

 さて、イギリス大学院留学で必要とされるIELTSのスコアは基本的にOverall 6.5~7.0と言われています。OxbridgeがOverall 7.5を要求してくるのは有名ですね。

 しかし、Overallだけではなく、4技能のスコアも重要となります。コースによって、要件は様々で、例えば私の第一志望のUniversity College London MA Applied Linguisticsでは 【Overall 7.0 だだし4技能全て6.5以上】という条件がでした。他、検討していたコースでは【Overall 7.0 ただしWritingは7.0以上】というような条件もあり、自分が出願したいコースのEnglish Requirementsを俯瞰して、目標スコアを立てられると良いと思います。

筆者のUCL出願時のIELTSのスコア

 筆者の場合は、【Overall 7.0、4技能全て6.5以上】が目標でした。特にGPAがさほどよろしくなかったので、出願時に【Overall 7.5、Listening 8.0, Reading 7.0, Writing 6.5, Speaking 8.0】という条件をクリアした状態で出願、無事合格をいただけました。(Writing 6.5で悔しかったですが、とりあえず英語要件を満たしたので、離脱しました。不思議なスコア分布にはつっこまないでください...。)

 IELTSは英語力の観点からの足切りのような役割であり、合否にあまり関係ないと言われています。しかし、筆者のように他の願書の要素で不安な点がある方「コースを良い成績で修了するために必要十分な英語能力はありますよー」というアピールに多少はなるはずですので、出願に間に合うようIELTSのスコアを取得されることを応援しています!

3. IELTS対策について

 IELTSの勉強方法については、後日詳しくまとめたいと思いますが、声を大にしてお伝えしたいことは

IELTSは試験対策が必要な語学試験であること(自戒の意を込めて)

・IELTSのスコアは出来るだけ早くとってしまうこと

です。

 英語力に自信のある方も、点の取り方を学んでおかないと、取り逃がしてしまいます!というのも、筆者は初受験時CEFR C1レベルでしたが、結果はOverall 6.5 (=CEFR B2)。得意のspeakingも6.0と全く冴えず、文字通り撃沈したからです。

 IELTSに関するTipsをまとめたwebページやyoutubeの動画を参考に、自分の能力を試験できちんとパフォーマンス出来るように訓練してみてください!

 また、FacebookにはIELTSのStudy group (international)がいくつか存在します。(筆者は3つくらいかけもちしていました。)そちらでは試験対策情報や疑問をシェアしあったり、添削をフリーで提供したりしていました。無料で参加できるものなので、こういったところで有益な情報を吸い上げていくのも一つの手かなと思います!

4. おすすめIELTS対策サイト

 筆者はIELTSにお金を出来るだけかけたくなかったので、ほぼ独学で進めました。Writingはさておき、オンラインの無料コンテンツでもスコアの取り方をかなり取得できるかなと思ったので、以下、筆者が参考にした無料のIELTS対策について学べるサイトのリンクをまとめました。

【4技能対策】

Speakingの過去問】

 IELTS Liz やE2 IELTSのJayさんはwebのIELTS対策コンテンツでとても有名な方です。またMakkar IELTSのspeakingの過去問集(PDF版でダウンロード可)は、FacebookのStudy groupでかなりシェアされていました。

 そして侮れないのが、ブリティッシュ・カウンシルの無料コンテンツ。量はさほど多くありませんが、良質な情報が詰まっています。

 ちなみにですが、筆者が悩まされたWriting対策には、 こちらの参考書がとても役に立ったと感じます。↓

表紙は日本語表記ですが、コンテンツはすべて英語で書かれています。Model Answerが良く書かれており、表現を覚えては真似していました。

 「何かwriting対策のための参考書が欲しいな」という方にはおすすめです。(筆者も受験期にブログでおすすめされていたのを拝見し、手を伸ばしました。笑)

 とにもかくにも早めの試験対策でIELTSを攻略しちゃいましょう:)

  次回は、④志望動機書についてになります!